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●コピーガード信号の仕組み

 さて、コピーガード信号の原理と特性について、さらに深く解説します。
まず、コピーガード信号はテレビに直結して再生するには、ほとんど影響が出ません。
ところが、録画すると映像が乱れてしまいます。これは、コピーガード信号が映像信号の中の画像のない部分に乗っているからです。

●「帰線期間」に施された細工

 テレビの画面は、525本の走査線によって描かれます。
この走査線には映像を含まない「帰線期間」と呼ばれる期間があり、コピーガード信号は、ここに細工をしているのです。
この「帰線期間」には、左から右に走査した後、右に戻るときの「水平帰線期間」と、画面を下まで走査し終わり、起点へと戻る「垂直帰線期間」があります。

●3種類のコピーガード信号

コピーガード信号は、主なもので3種類あります。
それらを組み合わせて使われているのが普通です。

* 「マクロビジョン」最も一般的なコピーガード信号です。
この信号を拾ってコピーすると、画面が暗くなったり、同期が合わずに画面が乱れたりします。

* マクロビジョンの一種で、「カラーバースト」と呼ばれるコピーガードです。
コピーした映像に、横縞模様が入ってしまいます。

* 「CGMS-A」です。この信号を埋め込むと著作者の任意で「録画自由」「一度だけ録画可」「録画不可」のいずれかを選択できます。地上デジタルやBSデジタルなどのデジタル放送にもCGMS-A(コピーワンス)が使われています。